この記事では、Windows7のマイクロソフトサポートが終了となる、2020年1月14日までにPCに表示された警告を画像付きで紹介しています。

本業で働いている会社にWindows7の端末が相当数残っていたため、ほぼすべてのパターンを確認することができました。警告にはポップアップ画面型から、全画面警告がでるまでの数パターンが存在しましたので、確認できたパターンをご紹介したいと思います。

合わせて、期限後にSIerから受けた提案話も少々ご紹介しています。

Windows7のサポート終了

2020年1月14日にWindows7のマイクロソフトサポートが終了となりました。メーカーサポート終了となったOSの危険性については、TVや雑誌やネットの各所でご紹介されていると思いますので、こちらでは表示されてた終了案内を4パターンほどご紹介しつつ、その後の影響について少々お話しようかと思います。

PCに表示された終了のお知らせ色々

手持ちのWindows7端末に表示されたお知らせを順にご紹介します。

2019年10月21日頃表示されたポップアップ

2019年10月21日のwindows7サポート終了のお知らせ
2019年10月21日頃表示されたポップアップ

Windows7のサポート終了は来年、2020年1月となります。

2020年1月14日以降、マイクロソフトからのWindows 7のセキュリティ更新プログラムや技術サポートは提供されなくなります。移行の準備として、各種ファイルのバックアップをとっておくことをお勧めします。

2019年10月21日頃のポップアップ文言

最初にポップアップされたものがこちらのイメージになります。 サポート終了は来年なので、移行に向けた準備として、バックアップを取りましょうといった感じの文言が柔らかいPCのイラストと共に書かれていました。とはいえ、ポップアップが突然出てきたので、結構インパクトはありました。

2019年11月12日頃表示されたポップアップ

次にポップアップされたものがこちらです。 リアルなパソコン画像も入り、ポップアップのサイズも多少大きくなり、ちょっとカッチリした印象となりました。有償サポートのWindows 7 Extended Security Updates(ESU)はリリースされると公表されていたかと思いますが、有償サポートも受けられないと記載がされていました。

2019年11月12日のwindows7サポート終了のお知らせ
2019年11月12日頃表示されたポップアップ

長らくご愛用いただきましたWindows 7のサポート終了まで、残すところあと1年を切りました。

2020年1月14日にWindows 7の全てのサポートが終了し、以降はセキュリティ更新プログラムや無償・有償サポートが受けられなくなります。サポート終了間際に慌てないために、お早めにWindows 10への移行準備をご検討ください。

2019年11月12日頃のポップアップ

2019年12月6日頃表示されたポップアップ

これに続いて表示されたものがこちらです。 ポップアップは更に若干大きくなり、セキュリティサポートは2020年1月14日で終了しますと大きく表示されていました。メイン画像がアイコンとはなるものの、盾には×マークが大きく表示されています。

2019年12月6日のwindows7サポート終了のお知らせ
2019年12月6日頃表示されたポップアップ

Windows 7 のセキュリティサポートは 2020 年 1 月 14日で終了します。

Windows 7のサポート終了まで、残すところあと1年を切りました。移行の準備を始めましょう。まずはファイルバックアップから始めてください。弊社では、これらをお手伝いするツールをご用意しています。

2019年12月6日頃のポップアップ

2020年1月15日に全画面表示されたもの

最後に、セキュリティサポート期限2020年1月14日を過ぎた翌日の1月15日に表示されていたものがこちらです。 全画面のブルースクリーンでインパクトMAXのメッセージ画面です。「詳細情報」「後で通知する」がボタンで、左下にうっすらと「今後、このメッセージを表示しない」があるので、一瞬見るとこれが警告画面と分からないのが嫌な感じです。

2020年1月15日の全画面版windows7サポート終了のお知らせ
2020年1月15日に全画面表示されたもの

お使いの Windows 7 PC はサポート対象外になっています。

2020 年 1月 14 日をもって Windows 7 のサポートは終了しています。お使いのPCは次の理由でウイルスやマルウェアに対する脆弱性が高まっています。

2020年1月15日の全画面表示

サポート終了後に激しくなったSIerからの提案

さて、Windows7サポート終了後にどうなったかというと、とりあえず一気に増えたのはウイルス・・・なんてことはなく、Windows7時代に導入してまだ稼働しているシステムを提供しているベンダーからのご提案です。

当時導入したシステムをこのままWin7を使って継続使用するのであれば、 Windows 7 Extended Security Updates(ESU) を適用してもらわないと困るので是非買ってくれ、うち経由でも買えますのでといった感じで売り込みするパターンや、MSがサポートをやめたWin7までしか対応しないパッケージは、もうサポートや保守を打ち切る方向なので、Win10に対応させた後継パッケージに入れ替えてもらわないと困るみたいな話とかです。

とはいえ、この程度ならまだ優しい感じで、酷いところは、社内LAN内にWin7 ESU未適用の端末が1台でもある企業に対してはサポートできないので、システムをWin10対応させつつ全クライアントをWin10にしてもらうか、残るWin7に全台ESU適用をするか早くやってくれといった強気パターンもあったり。。。これまでクライアントのパッチ適用状況など調べもしなかったくせに、なんともふざけた話です。

こっちだってWin10へ更新してしまいたいのは山々だけど、Win7終了の記事にも書いたように、上記のような旧ポンコツシステムのWin10対応で、数千万の見積が出てくるから進めないというのを彼らに言っても仕方ない話で、計画性が足りないこちらが一番悪いのですが。。

はい。全く関係ない仕事の愚痴で失礼しました。

おわりに

個人的には、MS-DOS、Windows 3.1、Windows 95、Windows 98、Windows NT、Windows 2000、Windows XP、Windows 7ときて、今のWindows 10に至るまで、MS系で一番お世話になった感が強いOSだった気がしているので、悪い印象残さないよう次に進みたいとは思っています。