dtn.jpドメインの取得から丸17年が経ち、18年目のドメインとなりました。
2002年8月にスタートし、ディレクトリ型検索エンジンdtnを中心に個人サイトを続けてきましたが、せっかくの機会なので、この17年間を振り返ってみようと思います。
17年間継続できたコツ
個人サイトを17年間継続してきたコツを考えると、以下のことが考えられました。
プログラムで動くサイトだった
11年目に突入時にブログで記事を書いていました。
11年目からこの記事までの記事数を数えると、たった20記事程度しか書いてありませんでした。
そんな筆不精な私が、ここまで一人個人でサイトを継続することができた最大の要因は、 ブログのように情報発信が常に必要となるサイトではなく、プログラムで半自動でコンテンツを作り続けることができるサイトだったからだといえると思います。
サービスレベルは低めに考えた
この17年間、dtn.jpは何度もサイトを放置してしまう時期がありました。そのせいで、途中googleから「危険なサイト」だと指摘をされてしまったりもしましたが、一人個人で続けるサイトと割り切って、そんなサービスレベルでもサイトをやめずに続けてきました。
続けていたというよりは、自作PHP&SQLだけは勝手に動き続けて、ディレクトリの登録申請機能やランキング、検索機能がしっかり動き続けていたので、仕事や家庭が落ち着いたタイミングで、またサイトを再開するといったことができていました。
この点をみても、プログラムで自動で動くサイトだったことが、私のような人間が個人サイトを長期運営することに対し、一番大きな要因だったと分かると思います。
サイトで収益を考えることをやめた
2002年ドメイン取得後にアフィリエイトをすぐスタートしていました。当時、まだアフィリエイトの認知度は低く、テキストリンクを設定しておけば、今では考えられないほどの広告収入が入ったこともありました。
とはいえ、そんなブルーオーシャン時代は一瞬で過ぎ去り、しかも、プログラムで半自動的に動くようなサイトの検索エンジン評価は下がる一方となったため、私が運営するサイトで収益が上がることがほぼなくなってしまいました。
収益を上げることを優先で考えていたら、プログラムで半自動的に動くサイトをやめて、コンテンツ型のブログでも作り始めたかもしれないですが、本業の忙しい時期とどうしても被っていたので、日々のメンテやサービス維持に手がかかりすぎると、サイトをやめてしまっていたのだろうとは思います。
アフェリエイトに特化することや、お金をいただいてサービス化をするといったことも考えずに、あくまでも個人サイトとしてのんびりやってきたからこそ、ここまで続けてこれたということがあるかもしれないです。
個人サイトを穏やかに17年間続ける方法
11年目に突入時の記事で、「個人サイトを穏やかに10年続ける方法」についてご紹介していました。
その時、私が10年間続けることができた理由は、「サイト全体が情報発信型のサイトでなく、プログラムで半自動で動き続けるサイトだったから」と説明していましたが、17年間続けても、結局これが一番の理由だと感じています。
そんな半自動で動くサイト(ディレクトリ型検索エンジンdtn・画像掲示板の泉)を今日も利用してくれる方がいらっしゃる。それだけで、個人サイトは十分続けられると思います。
17年間維持したドメインの検索評価
今思えばもったいない話ですが、本業が忙しすぎたこともあり、dtn.jpは年単位で放置をしていた時期があり、そのタイミングで検索評価も地に落ちてしまったことがありました。それまでお気に入りに設定をして、日々訪問をしてくれていた常連さん達もいましたが、この時期に一気に離れてしまっていました。
もちろん、ドメイン歴での評価は多少あるでしょうが、サイトを成長させ、ファンを増やしていくためには、コツコツした継続作業が一番大切です。このため、ドメインの検索評価はそこまで高くはないと思います。
17年間のアフィリエイト収益とは
ブルーオーシャン時代は、月間二桁万円は誰でも軽く行けたと思いますが、今となってはサーバ代の足しにもならないので、総計しても三桁なんて到底届かないと思います。
dtn.jpは年単位で放置して以降、アクセス数は底まで落ちてしまいましたので、アクセスが減ればアフィリエイトも当然結果を期待はできません。毎月のサーバー代を多少補填してくれていた収益がなくなってしまったことはとても残念でした。
dtnディレクトリの登録申請待ち
1万サイト以上が登録申請チェック待ちとなってしまっているのは大変申し訳ございません。放置期間にたまったデータを一日でも早く処理できるよう頑張っておりますので、直近で登録下さった方は今暫く気長にお待ち下さい。
これからの抱負
趣味で始めた個人サイトも、ここまでくると何目的で続けているか自分でもよくわかりませんが、これからも細々運営していこうと思っていますので、宜しくお願い致します。
おわりに
dtn.jpを取得した17年前の2002年というと、YouTubeすらまだなかった時代なので覚えている方も少ないと思います。
Yahooがこんなサイトを作っていたり、海外ではサイトのキャプチャもしっかり残している博物館サイトまでできていましたので、興味がある方はご覧下さい。
2003年頃のYahooサイトが残っていましたが、Yahooカテゴリ登録を目指してあれこれ頑張っていた頃を思い出して、ホント懐かしくなってしまいました。