独自ドメインの個人サイトを運営して19年目を迎えました。このdtn.jpドメインを使って18年間色々とやってきましたが、19年目も引き続き色々と挑戦できたらとは考えています。

私のように個人でドメインを取り、サイトを長期運営するメリットが何かあるかというと、正直ほとんどないというのが現状なのかもしれません。単純にネットでお金儲けを考えるのであれば、ドメインやサイトを長期運営する意味もそこまでないのは、動画配信やインフルエンサーの状況をみればよく分かると思います。

とはいえ、ドメイン歴が長いだけで一定評価を受けるということもゼロではないようですので、この記事ではそのあたりについて少々ご紹介したいと思います。

19年目のドメイン

dtn.jpドメインは2002年8月27日に取得していたので、これで丸18年が経過し、19年目に突入したということになります。

2002年がどんな年だったかというと、亜麻色の髪の乙女を島谷ひとみがヒットさせて、宇多田ヒカルがSAKURAドロップスを歌い、日韓でサッカーW杯を開催して小泉純一郎首相が金正日総書記と会談をし、流行語がタマちゃんとなった、今考えればかなり平和な年だったといえます。

長期ドメインのメリット

先日は18年目となるdtn.jpドメインのドメインパワーを海外や国内SEOツールで調べてみましたが、けっこう良い値がでていたので、ドメインを長く継続すればSEO的にも少なからずメリットがあるんだろうとは思いました。

とはいえ、取得日が古いから価値があるというわけでもなく、長々やっていると被リンクが多少なりとも増えるので、そのあたりで価値があるということなのだとは思います。

私同様に2000年はじめ頃からサイトをスタートさせて今の残っているサイトとなると、被リンク=大正義の時代を過ごしたサイトということになるので、相互リンクやディレクトリ登録でかなりのリンクをあの時代に作っていたと思います。

被リンク評価がかなり厳しくなったというこのご時世でも、Search Consoleで見る外部リンクドメインは数千ありますので、このあたりがドメイン評価の数値が良い理由なのだと思います。

長期運営のデメリット

一方、ドメインの観点とは別に、個人サイトとして長期間やるメリットはどうだったかというと、dtn.jpの場合はそこまで長期運営のメリットはありませんでした。

これは運営しているサイトのタイプが原因ですが、ディレクトリ型検索、画像掲示板のような「リンクの登録検索」機能や「画像投稿」機能を提供するサイトでは、ブログのようにコンテンツ蓄積型サイトであるような、長期間やったロングテールのメリットなどもそこまで生じません。

逆に、長期安定して運用を継続できていなくて怒られたり、攻撃されたり、といったデメリットの方が多かったかもしれないです。

アフィリエイトの成果

そんなメリット・デメリットの隙間を埋めてくれていたのがアフィリエイトでしたが、これだけプロが入り込む状況になってくると、サイトを作って隙間に広告を貼った程度で収益がでるなんてことはまず無理ですので、ディレクトリ型検索エンジンや画像掲示板では広告の収益も期待できなくなります。ここでも機能型サイトをやっていることが裏目にでてしまった気がします。

アフィリエイトが何かが分からない方はこのブログを見ていないと思いますが、分からなければA8.net の説明をご参照下さい。

スキルの向上

間接的に、サイト運営で得られた知識が本業に活かせたりといったことはかなりあったので、トータルではプラスという結果になったと思いますが、最終的にお金で損得を考えるのであれば、サイトやブログを考えるよりも、TwitterやInstagramでインフルエンサーを目指す方が、今は確実に早くゴールに辿り着くと思います。

インフルエンサー&お金の余談

最近仕事でインフルエンサーマーケティング絡みの方に会う機会が増えていて、フォロワー数×??円といった業界事情をよく耳にしたり、実際に結構な金額をかけてインフルエンサーマーケティングを頼んだりもしているので、アフィリエイトなんか頑張るよりよっぽどフォロワー増やす方に注力する方がいいだろうとは実感します。

ステマの良し悪しは当然あると思いますが、インフルエンサー経由で大量受注があったりするのを見ると、今のネットの動きが本当によく実感できます。正直、サイトでアフィリエイトなんてやるのがアホらしくなってしまいます。

オワコンのディレクトリ型検索エンジン

こんな時代に、ネットの化石となりつつある「ディレクトリ型検索エンジンdtn」をまだやっていたりする私ですが、ここまでくると単に趣味でやってるというしかありません。生活の中で、サイトがあるのが当たり前になってしまっているので、損得関係なく引き続きやっていくとは思います。

ディレクトリ型検索エンジンもあっという間にネットでの役目を終え、既にオワコンとなってしまっておりますが、そんなことは気にせず、2000年初頭のノスタルジックなインターネットの雰囲気を感じたい方が、そんな時代を少しでも思い出して懐かしんでもらえる存在にdtnディレクトリがなっていれればよいとは思います。

おわりに

先日調べたパワーランクチェックツールで再度ドメインを調べてみましたが、やはり年数だけを指標にしているわけではなかったようで、18年目→19年目と年数が増えても数値は下がってしまっておりました。色々な指標を参考にしているようです。よくできていますね。

19年目のドメインdtn.jpのドメインパワーは61.7
ドメイン価値は81,809円。

引き続き、20年目に向けてのんびり頑張りたいと思います。