「画像掲示板の泉」で実施しているアクセスランキングでは、Googleが提供するAnalyticsのAPIを使って制作した、アクセスランキングページを用意してあります。
このアクセスランキングで、twitterからの急なアクセスが発生していることに気が付いたので、Analyticsを見てみたところ、Twitter経由で普段の数十倍のアクセスが発生しておりました。この記事では、その状況をご紹介したいと思います。
やはり、影響力ある方のつぶやき拡散力は凄いものがあるんだと実感してしまいました。
Analyticsのアクセス数
皆さんもやっていると思いますが、運営中のサイトにはAnalyticsが仕込んであります。
昔のように日に数千セッションがあるといったこともないので、最近はAnalyticsを見ることもほとんどなくなりましたが、Google APIでAnalyticsデータを取得して逆アクセスランキングを作ったりしているので、被リンク元アクセスランキングはよく確認しておりました。
Google APIを使って作った運営しているリンク元ランキング
突然のアクセス急増
画像掲示板の泉INランキングを見ていたところ、t.co / referral(Twitter)からのアクセスがランキング最上位にいることに気が付きました。Twitterのリファラということで気になったのでAnalyticsを見てみたところ、サイトのアクセス数が跳ね上がっておりました。
twitterに投稿された内容に画像掲示板の泉のリンクが付けられていたようで、twitter経由のアクセスが大量に流れ込んでいたようです。上の画像はanalyticsのセッション数グラフですが、日別データがいつもの数十倍に盛り上がっていました。
アクセス急増の原因はtwitter
アクセス増は嬉しいですが、匿名の画像掲示板の急なアクセス増となると、またプロバイダ責任制限法的問題が発生か!?なんて過去のトラウマがよみがえったりしてしまい、一瞬血圧が跳ね上がりましたが、どうやらそういう話ではなったようです。
原因となったのはこのスレだったようです。
インフルエンサーの影響力
それにしても、twitterのインパクトは凄まじいものがあります。インフルエンサーマーケティングという商売が成り立つのも納得できます。トランプ大統領のtwitterで紹介されたりなんてしたらと思うと夢が広がりますが、アクセスにサーバが耐えられず真っ白になるだけでしょう。
Google Analytics API
急なアクセス増に気が付くことができたAnalytics APIを使ったアクセスランキングですが、Google Cloud Platformに登録ができれば、比較的簡単に作ることができます。
PHPでAnalytics APIを使う
作り方は、こちらのgoogleが用意したPHPサンプルをそのまま参考にすれば、サイトのAnalyticsデータを使って似たようなランキングを作ることができると思います。
ざっくりとした流れは、Composerを使ってGoogle APIのクライアントライブラリをインストールし、パラメータを読み込ませたクライアントインスタンスからAPIにデータを投げつけ、返ってきたjsonデータをランキング形式に並べて完成といった感じです。
気になったところは、Analyticsで使われているDimensionsやMetricsといった名前の指標の意味がよく分からないといったところでしょうか。
マニュアル通りにga:fullReferreをパラメータに入れて取っているのですが、Referrerがきれいに入っているものもあれば、単にgoogle、yahoo、goo.neといったものが入っていたりするのもあったりで(大手だけはデータを集約してる?)、そのまま使えるようで使えないデータが入っていたりするのは良く分かりませんでした。
// 取得するデータ組み合わせ
$dimensions = 'ga:fullReferrer'; // ディメンション
$metrics = 'ga:pageviews'; // メトリクス
//オプション設定
$option = array(
'dimensions' => $dimensions,
'max-results' => 30,
'sort' => '-ga:pageviews',
);
おわりに
突如増えたtwitterからのアクセスでしたが、twitterからのアクセスということもあり、あっという間に消えてなくなってしまいました。twitterらしいですね。