Googleディレクトリの終了
記事タイトルそのままの話とはなりますが、Googleがひっそりと続けていたディレクトリサービスが終了していました。ディレクトリのデータ元だったdmozはまだ続けられています。
ディレクトリ型検索エンジンの衰退
サイトの規模としては天と地、太陽とチョコボールくらいに差がありますが、ディレクトリ型検索エンジンを運営している者としては、最大手ディレクトリのGoogleディレクトリが終了したというのは、また一つの時代が終わったという感じがして寂しい限りです。
ディレクトリがあったページを見てみると、下記のように書いてありました。
We believe that Web Search is the fastest way to find the information you need on the web.
Googleディレクトリに記載された最後のお知らせ
検索ボックスからの検索こそが最速のウェブサイト検索手段だというのは仰る通りですが、ここまではっきりいわれてしまうと、なんとも言葉もございません。
リンク集やカテゴリからのサイト訪問
その昔、「被リンク」や「SEO」なんて単語がまだ存在していなかった時代、Yahooカテゴリに是非登録して下さい?だったかな、そんなメールがYahooから届いてた頃は、ディレクトリやリンク集から気になるサイト(当時はまだホームページと呼んでたきがします)を見つけるのが当たり前でした。
雑誌のURLを手入力すらしてた時代
国内外のアングラサイトをまとめた雑誌に記載されたURLをブラウザに直接入力し、そのサイトに置かれたリンク集から関連するより深いアングラサイトを探しにいってといったことを普通にやっておりました。テレホーダイの時間中見て回ってといっましたが、それはそれでけっこう良い思い出だったりします。
Yahoo Japanのトップページもやっとこんな感じにデザインされていた時代です。
オワコンとなりつつあるディレクトリ
テレホーダイのように消滅したキーワードと同じように、ウェブディレクトリなんてのは、もう役目を終えたサービスでしょうが、趣味で続ける個人サイトですので、のんびり続けていきたいと思います。
もう少しで丸々9年間が経過し、10年目に突入するdtn.jpですが、どうぞ末永くよろしくお願いいたします。