急なアクセスアップが発生
昨日(2007/10/18)、10:00~12:00ぐらいに、「あれ!?」と思うくらいにアクセス数が一気に増えました。
普段から過疎っているサイトのため、数字的にはそれほどではないですが、突然に集中してアクセスが増えたので、某巨大掲示板に何か書かれてしまったかと一瞬心配になってしまいました。
リファラを見てみても変なものはなく、どうにも原因がつかめませんでしたが、よく見るとSEO専門ブログの記事と判明しました。
原因はSEO専門ブログの記事
当日は原因が分からずにそのまま寝てしまいましたが、翌日になってその話をした知人から「これのせいではないか?」とのメールをもらい、やっとその原因が理解できました。
原因と思われるものが、こちらのサイトの記事でした。
GoogleがSEO目的のディレクトリにペナルティ――どんなサイトがなぜ罰せられたのか? 対策は?
2週間前、Googleは雑多なトピックを集めるウェブディレクトリの多くに対して厳しい措置を取った。当然のことながら、それに対して、いつものように各所のフォーラムで騒動が起こり、ウェブディレクトリのオーナーからブログ投稿が相次いだ。
WEB担の記事
ちょうど昨日(2007/10/18 10:00)の10時頃に公開されていました。
Googleが一部ディレクトリにペナルティを与えた
どうやら、Googleは有料リンクやSEO目的のディレクトリに対してペナルティを与えているらしく、海外のディレクトリでは既にペナルティが与えられている現象が確認できるといった報告記事のようです。
この記事が公開された途端、日本ではどうなんだということで、キーワード「dtn」等で検索エンジンからの訪問者が急増していたようです。
dtn.jpはペナルティは受けていない
dtn.jpディレクトリにペナルティが与えられたか?という目的で調べられているのは悲しいですが、ディレクトリとしてある程度認知がされているという点では嬉しかったです。
それと、この記事が公開された直後に検索数もドカンと増えていたので、最新情報をタイムリーにチェックして、日々検索エンジンと格闘しているSEO業者の方々には本当に驚かされます。
ペナルティ対象となるディレクトリとは
先ほどの記事内に、ペナルティを受けたディレクトリの基準が書かれてあったので、それをこちらでもご紹介しておきます。
1.雑多な主題がある
エンターテインメント/教育/趣味とスポーツ/ビジネスと経済/といった、お決まりのカテゴリを持つ総合的なディレクトリが怪しいサイトに多いということでしょう。
手っ取り早くディレクトリサイトを作るとなった場合、Yomiサーチ等のツールを使うことになるでしょうから、これはなんとなく納得してしまいます。
2.誰でも登録できる
自動登録可能な登録審査の無いディレクトリは、スパムサイトやペラサイトやアフィリエイトサイトといった、ほとんど内容のないサイトが山ほど登録されることになるためダメということでしょう。
3.ウェブマスターたちに対するマーケティング
SEOとかを話し合う場や教えてgooといった場所で、自分の自己紹介欄に運営するディレクトリのリンクを張っていたら、Googleのスパム認定担当者に見つかって、調査を受けやすいということのようです。
4.トラフィックではなく、検索エンジンリンクの価値を謳う
「検索エンジンに最適化済み」とか「高いPageRank」とか「SEO対策」とかを売り文句にしているディレクトリは怪しいってことでしょう。
5.操作的リンクビルディングの使用
PageRankを高くするために、色々な裏工作をやってるディレクトリってことでしょうか。
確かに、スパム認定されたディレクトリはどれもページランクがかなり高めでした。ページランクとアクセス数はあまり関係ないとは思いますし、これらのディレクトリを見ても人が全然いなさそうでした。
6.リンクとコンテンツを「自然発生的」に見せかける
政府や教育関係のウェブサイトを張って、いかにも優良なリンクを掲載している、スパムが少ないですよと見せかけているディレクトリということでしょうか。
多少政府機関や公共機関のサイトを掲載したとしても、ディレクトリに自動登録ができるようにしてしまうと、あっという間に怪しいサイトばかりになってしまい、ほとんど意味がなくなります。
7.「プレミアム」スポンサーの設定
有料リンク(○○○円払うとここにリンクを張ります)があるとダメってことでしょう。
8.他のディレクトリとの相互リンク
複数のディレクトリにリンクが掲載されますよといった形の有料リンクがあると、さらにダメってことでしょう。(○○○円払うとAサイトとBサイトとCサイトにリンクを張りますって感じではNGです。)
9.共通の人気リンク
最近追加されたリンク、人気のリンクとかに、アフィリエイトサイトとか、中身の無いサイトばっかりがあったらダメということでしょう。
10.リンクへの入札
とにかく、有料リンクは絶対ダメってことです。
11.アンカーテキストの選択によるリンク操作
これは、、、どういう意味だろう。ウーム。。。
12.SEOサイトにバナー広告を掲載するディレクトリ
Googleのスパム認定担当者はSEOサイトも頻繁にチェックしてるだろうから、そんなとこに有料広告を出しているディレクトリは即チェックが入るだろうってことでしょう。
13.相互リンクの要求
ディレクトリへの登録条件として、相互リンクが必須とか、あるサイトへのリンクが必須とかがあるサイトってことでしょう。
14.登録リンクのアンカーテキストを自由に選択できる
一度に2、3個のカテゴリに登録することが出来たり、登録サイト名(リンクの部分)が長々しい宣伝文になってたりしてるディレクトリはダメってことでしょう。
『お仕事探します!求人・就職情報満載の○○○』って感じのサイトばっかりが登録されてるディレクトリは最悪ってことでしょう。
dtnディレクトリはどうか
基準を見ていると、dtn.jpディレクトリにも当てはまることがあるような無いようなという感じでした。
ディレクトリ型検索エンジンとしてやっているため、該当するところが無いということはないので、ある程度はしょうがないのかもしれません。
頑張って0からプログラムを書いて作ったディレクトリなので、できる限りきれいなディレクトリとなるように登録時チェックも厳しくやっているため、まず大丈夫だとは思っています。登録チェックに時間がかかるおかげで、なかなか登録サイト数も増えないですが。
おわりに
急激なアクセスアップから色々と考えさせられることとなりました。
ディレクトリ型検索サイトは山ほどありますが、ペナルティを受けるような自動登録型リンク集のようなところに登録をするのはやめて、dtn.jpのよう管理されているディレクトリを選んで登録するようにしましょう。
汚れてないディレクトリのdtn.jpをどうぞ宜しくお願い致します。