運営サイトの一つが10倍近くアクセスアップをした原因を調べてみたところ、サイトマップXMLを出力し始めたときからアクセス数が一気に増えているということがAnalyticsでも確認できました。

この記事では、サイトマップ送信が検索エンジン対策に有効だとよくわかったことを説明したいと思いますが、なんでもかんでもサイトマップの送信をしたことが原因で、Search Consoleで不正なコンテンツと疑われてしまう羽目にもなりましたので、やり過ぎには注意が必要というところもご説明したいと思います。

はじめに

2017年末頃にdtnキーワードツールというサイトを立ち上げており、先日もキーワードの年間トレンドチェック機能を新たに追加したりしておりましたが、サイトとして立ち上げて以降、アクセス数はさっぱり増えず、日に二桁のアクセス数があれば良い方という日々が2年近くは続いておりました。

急に増え始めたアクセス

ところが、今日久しぶりにAnalyticsを見てみたところ、ある時期を境にして、これまでの10倍近くのアクセス数が発生するようになっていたことに初めて気が付きました。どうやら、それ以降は安定して結構なセッション数が毎日発生しているようです。

ECキーワードランキングサイトのKeyword Tool++でアクセス急増した
2019年11月15日頃からアクセス数が増えているようでした

とはいえ、最後に機能追加したのも、この運営BLOGに記事を書いた9月末でしたので、新たに何か機能を付け足したということもありませんでした。

アクセス増加直前にやったこと

運営BLOGを見返しても、これといって何かをやった記録が全く残っておらず、正直さっぱり原因が分かりませんでしたが、一つ思い出したことがありました。

サイトマップXMLを出力し始めたことです。

3000以上のサイトマップ送信

キーワードの分析サイトということで、1キーワードで1ページを作るようなつくりになっているので、サイトマップを生成するとなると、登録検索キーワードの数だけ送信することとなり、結果として3000ページ以上のサイトマップを一気に送信することにもなるため、流石にスパム扱いされるか!?とは思ってサイトマップ生成はやっておりませんでした。

登録キーワード分のページが存在するためこれをサイトマップで送信
今の時点で、3226ページが存在することになります

それと、WordPressで作ったサイトであれば、All in One SEO Packなんかを使い、XMLサイトマップ吐き出しは簡単にできると思いますが、自作サイトとなると、出力のプログラムを別途組まないといけないということもあり、手間なのでやっていなかったという事情もあります。

ただ、どうせ日に数人しか来ないサイトなら何をやってもマイナスにはならないだろうといったことを飲んだ日にでも思ったようで、dtnディレクトリのサイトマップ生成プログラムを流用し、XML出力用のプログラムを一気に作ってしまっていたことを思い出しました。

Search Consoleの状況

これが確か10月前半頃の話なので、サイトマップがgoogleに反映→googleの検索結果に反映に一か月程度かかり、11月中旬から検索によく引っかかるようになったということのようです。

気になってSearch Consoleで検索クエリを見てみると、「cyberpunk 2077 コレクターズエディション」といった聞いたこともない商品名でも流入があったりで、3000ページのキーワードページがロングテールで見事に引っかかりつつあることがよく分かりました。

おわりに

アクセスが増えてることは嬉しいのですが、逆に言えば、この2年間は検索エンジンにほとんどひっかかっていなかったということなのかもしれませんので、なんともガックリな発見にもなりました。。

プログラムでサイト生成をやられている方がいらっしゃいましたら、サイトマップ生成も忘れずにやってください。

追記です

このサイトマップ送信を始めてから9カ月後くらいの話ですが、登録されている3000以上のキーワードをページとしてサイトマップで送信してしまったことで、Googleに不正をされているのではないかと疑われるという事態を発生させてしまいました。

Googleも低評価なサイトを駆逐しようと躍起になっているので、ここまで説明していて申し訳ありませんが、あまりコンテンツのないページのサイトマップ送信は避けた方が無難と思います。