この記事の目次
- 1 急なアクセスアップ
- 2 原因はSEO専門ブログの記事
- 3 ペナルティは受けていないです
- 3.1 ペナルティとなるディレクトリ
- 3.1.1 1.雑多な主題
- 3.1.2 2.誰でも登録できる
- 3.1.3 3.ウェブマスターたちに対するマーケティング
- 3.1.4 4.トラフィックではなく、検索エンジンリンクの価値を謳う
- 3.1.5 5.操作的リンクビルディングの使用
- 3.1.6 6.リンクとコンテンツを「自然発生的」に見せかける
- 3.1.7 7.「プレミアム」スポンサーの設定
- 3.1.8 8.他のディレクトリとの相互リンク
- 3.1.9 9.共通の人気リンク
- 3.1.10 10.リンクへの入札
- 3.1.11 11.アンカーテキストの選択によるリンク操作
- 3.1.12 12.SEOサイトにバナー広告を掲載するディレクトリ
- 3.1.13 13.相互リンクの要求
- 3.1.14 14.登録リンクのアンカーテキストを自由に選択できる
- 3.1 ペナルティとなるディレクトリ
- 4 dtnディレクトリはどうか
- 5 おわりに
急なアクセスアップ
昨日(2007/10/18)の10:00 – 12:00ぐらいに、「あれ!?」と思うくらいにアクセス数が一気に増えておりました。
とはいえ、普段から過疎っているサイトですので、数字的にはそんな大したものじゃないですが、突然に集中してアクセスが増えたので、某巨大掲示板に何か書かれてしまったかと一瞬心配になり、リファラを見てみましたが、検索エンジンでキーワード「dtn」とかを調べたものばかりで、どうにも原因がつかめませんでした。
原因はSEO専門ブログの記事
気にはなったものの、原因が分からずにそのまま寝てしまいましたが、翌日になってその話をした知人から「これのせいじゃないの?」とメールをもらい、やっとその原因が理解できました。
原因と思われるのがこの記事でした。
GoogleがSEO目的のディレクトリにペナルティ――どんなサイトがなぜ罰せられたのか? 対策は?
2週間前、Googleは雑多なトピックを集めるウェブディレクトリの多くに対して厳しい措置を取った。当然のことながら、それに対して、いつものように各所のフォーラムで騒動が起こり、ウェブディレクトリのオーナーからブログ投稿が相次いだ。
WEB担の記事
ちょうど昨日の10時頃に公開されていました。(2007/10/18 10:00)
Googleが一部ディレクトリにペナルティ
最近、Googleが有料のリンクやSEO目的のディレクトリにペナルティを与えているらしく、海外のディレクトリでは既にペナルティが与えられているようだとの報告記事のようです。
この記事が公開された途端、日本ではどうなんだ?ということで、キーワード『dtn』などで皆さんが検索して訪問してくれていたようです。
ペナルティは受けていないです
ペナルティが与えられたか?という目的で調べられるのは悲しいですが、ディレクトリとしてある程度認知がされているという点では嬉しいです。
ちょっとの情報も見逃さず、日々検索エンジンと格闘しているSEO業者の方々とかには本当に驚かされます。この記事が公開された直後に検索数もドカンと増えているので、いやはや凄い世界です。

ペナルティとなるディレクトリ
ほどの記事に、ペナルティを受けたディレクトリの基準が書かれてあったので、それをこちらでもご紹介しておきます。
1.雑多な主題
エンターテインメント – 教育といったお決まりのカテゴリだけで構成される、総合的なディレクトリが怪しいサイトに多いということでしょうか。
手っ取り早くディレクトリを作るぞとなった場合、Yomiサーチとかのツールを使うことになるでしょうからこれはなんとなく納得です。
2.誰でも登録できる
自動登録可能(審査無し)ディレクトリだと、スパムサイトやペラサイトやアフィリエイトサイトといった、ほとんど内容のないサイトが山ほど入ってくるからダメということでしょうか。
3.ウェブマスターたちに対するマーケティング
SEOとかを話し合う場や教えてgooといったところで、自分の自己紹介とかにディレクトリリンクを張っていたら、Googleのスパム認定担当者に見つかって、調査を受けやすいということでしょうか。
4.トラフィックではなく、検索エンジンリンクの価値を謳う
「検索エンジンに最適化済み」とか「高いPageRank」とか「SEO対策」とかを売り文句にしているディレクトリは怪しいってことでしょうね。
5.操作的リンクビルディングの使用
PageRankを高くするために、色々な裏工作をやってるディレクトリってことでしょうか。確かに、スパム認定されたサイトはどれもページランクがかなり高めでした。ページランクとアクセス数はあまり関係ないとは思います。実際、ほとんど人がいない感じのサイトばかりです。
6.リンクとコンテンツを「自然発生的」に見せかける
政府や教育関係のウェブサイトを張って、いかにも優良なリンクを掲載している、スパムが少ないですよと見せかけているディレクトリということでしょうか。多少政府機関や公共機関のサイトを掲載したとしても、ディレクトリに自動登録ができるようにしてしまうと、あっという間に怪しいサイトばかりになってしまい、ほとんど意味がなくなりますが。
7.「プレミアム」スポンサーの設定
有料リンク(○○○円払うとここにリンクを張ります)があるとダメってことでしょうね。
8.他のディレクトリとの相互リンク
複数のディレクトリに掲載されますよといった形の有料リンクがあると、さらにダメってことですね。(○○○円払うとAサイトとBサイトとCサイトにリンクを張りますって感じでしょうか。)
9.共通の人気リンク
最近追加されたリンクとかに、アフィリエイトサイトとか、中身の無いサイト
ばっかりのってたらダメってことでしょうね。
10.リンクへの入札
とにかく、有料リンクは絶対ダメってことですね。
11.アンカーテキストの選択によるリンク操作
これは、、、どういう意味だろう。ウーム。。。
12.SEOサイトにバナー広告を掲載するディレクトリ
Googleのスパム認定担当者はSEOサイトも頻繁にチェックしてるだろうから、そんなとこに有料広告出すディレクトリは即チェックが入るだろうってことでしょうか。
13.相互リンクの要求
登録条件として、相互リンク必須とか、あるサイトへのリンク必須とかがあるサイトってことでしょうね。
14.登録リンクのアンカーテキストを自由に選択できる
一度に2、3個のカテゴリに登録することが出来たり、登録サイト名(リンクの部分)が長々しい宣伝文になってたりしてるディレクトリはダメってことでしょうね。『お仕事探します!求人・就職情報満載の○○○』って感じのサイトばっかりが登録されてるディレクトリは最悪ってことでしょう。
dtnディレクトリはどうか
基準を見てみると、dtnにも当てはまることがあるような無いようなという感じです。ディレクトリ型検索エンジンとしてやっているので、該当するところが無いということはないので、しょうがないとは思います。
せっかく頑張って0からプログラムで作ったディレクトリなので、できる限りはきれいなディレクトリとなるように登録時チェックも厳しくやっておりますので、大丈夫だとは思います。そのせいでなかなか登録サイト数が増えないです。
おわりに
アクセスアップ事件から色々考えさせられてしまいました。ディレクトリ型検索サイトはいっぱいありますが、ペナルティを受けるような自動登録リンク集のようなところに登録をするのはやめて、きれいなディレクトリを選んで登録して下さい。
汚れてないディレクトリのdtn.jpもどうぞ宜しくお願い致します。