アクセスレポート

dtn.jpが当時借りていたレンタルサーバにはUrchinが設定されていました。Urchinとは現在のGoogle Analyticsの元となったプログラムで、後にGoogleが会社ごと買収してUrchinの技術を元にAnalyticsを無料公開したこともあり、Urchinは製品として終息することとなりました。

当時公開していたUrchinレポート

Urchinデータを2008年末から「dtnアクセスレポート」として公開しておりました。Urchinデータは夜間にログローテートを行うことで日次データを生成しているようでしたが、そのためにはapacheのリブートが必要だったりしました。

このため、サーバ障害があったりした場合、このログローテートがうまく動かずに歯抜けデータが生成されるといったことがまれに発生していました。また、サーバ管理側でライセンス切れとなった、なんて事態も発生したりしておりました。今思えばサーバ管理側も酷い状況だったかもしれません。

access_report_ng.png
歯抜けとなったログデータ

復旧された歯抜けログデータ

先月(2009年3月)も数日間データが取得できていなかった日があったはずですが、先ほど見たら、それがきっちり直っておりました。

access_report_03_perfect.png
歯抜けログだったものが修正されていました

おわりに

サーバー屋が生ログを解析データにまとめ直してくれたようです。サーバー移転して以降、完全な月間解析データを見たのは初めてでしたので少々嬉しくなりました。

追記:

今見直すと、当時は1500セッション/日程度はあったようです。当時はまだ画像掲示板すら制作していなかったので、ディレクトリ型検索エンジン自体に相当ニーズがあったということがよくわかります。現状では全サイトを足してもこの半分程度なので寂しい限りです。