<注意事項>

この記事は、2007年に投稿した記事となります。最近では、低品質のWebサイトやリンク集からリンクを貼る行為は、リンクスパムと判断されてしまい、Googleのガイドラインに違反するとして、ペナルティを受ける可能性があります。当記事に記載をしている、検索エンジン登録代行業者の活用は絶対にやめましょう

Google は、ウェブページの関連性を判断するための重要な要素としてリンクを使用しています。Google 検索の検索結果ランキングを操作することを目的としたリンクは、リンクスパムと見なされる場合があります。これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。

https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies?hl=ja&visit_id=638199722722372936-3113079997&rd=1#link-spam

なお、dtn.jpのディレクトリは管理人が申請されたサイトを直接確認し、カテゴリに登録しても問題ないと判断したサイトのみを登録しています。管理人自身は低品質なリンクに該当しないと思っていますが、判断するのはgoogle側ですので、予めご了承下さい

検索エンジン登録代行業者

dtn.jpのディレクトリにご自身で登録を申請していただいた方ならご理解いただけると思いますが、被リンク獲得のため、あちこちの大手検索エンジンや中小検索エンジン、ディレクトリやリンク集にサイトのデータを登録申請する作業はかなり面倒な作業です。

ホームページのタイトル、URLを入力して、カテゴリを選択して、メールアドレスや名前を入れる。このような地味な作業をひたすら繰り返すことが必要になります。

これに目を付けた商才ある方が始めたのが、この面倒な作業を代行してくれる検索エンジン登録代行サービスでした。UNFINISHEDや、ホームページ売り上げアップコムといったサービスがそれにあたります。(今はサービス終了しています)

dtn.jpも登録先リストにされた

この検索エンジン登録代行サービスの登録先として、dtn.jpもリストにのってしまったようで、ある日を境として、山のような登録申請が日々届くようになってしまいました。

当初は、登録申請数も増えたので、アクセスアップサービス屋がdtn.jpに注目してくれたことは嬉しく思いましたが、ツールを使って複数サイトに一括でPOSTを送信しているらしく、登録申請されるデータがかなり酷いものになったりする問題が発生していました。

申請されたカテゴリが、明らかにサイトの内容と異なっていたり、サイト名と登録者名が逆になっていたり、データが全て文字化けしていたりと、様々な問題が発生していました。

通常の流れで登録申請していただいたデータと比べれば、明らかに違いが分かります。

この登録代行業者からの申請をチェックして、適切なカテゴリを選び直してといったことをやっていると、一件登録するだけでも大変な手間がかかってしまい、このままでは通常の流れで登録申請して下さった方のサイト確認もおろそかになってしまいそうなので、外部からのPOSTを拒否するようプログラムを修正することにしました。

登録プログラムにリファラチェックを追加

登録申請元のリファラを確認し、自サイトでなければ拒否するコードを追加しました。プログラム的には数行でしたが、これがかなり効果がありました。

$PGM = '指定のHOST';
$REFERER = $_SERVER['HTTP_REFERER'];
$REF_URL = parse_url($REFERER);
if(stristr($REF_URL['host'], $PGM)){
 //カテゴリ登録処理実行
}

おわりに

リファラチェックを追加して以降、登録申請数はかなり減ってしまいましたが、登録代行業者からの申請はゼロとなり、やっと落ち着いて運営ができるようになりました。

また、サイトのアクセス数自体も全く影響を受けませんでした。結局のところ、ツールを使って一括POSTをして登録しているサイトオーナーさんは、登録先のサイトに、どのようにリンクが張られたかも見に来ることはしていなかったということだったようです。